モンサンミッシェル-2

2013年よりメゾン・エ・オブジェに出展するため毎年フランスに10日程滞在しますが、今年は旧友でレンヌの超有名パティシエ”Laurent Le Daniel”の奥様が私たち(同じく旧友でメゾン・エ・オブジェを手伝ってもらっているSHU美活塾の修子さんとご一緒)をモンサンミッシェル に車で連れて行ってくれることになりました。なんとラッキーな。ずっといつかは行ってみたいと夢みていたモンサンミッシェルに、2017年1月26日、とうとう行ってくることができました。モンサンミッシェル-1 はこちらをご覧ください。

時代を超えて、ここに居る感じがする窓からの眺め。八世紀も前からひっきりなしにこの地を訪れる巡礼者たちが眺めた景色と同じ景色をわたしは今、見ている。

磔にされたキリスト。ヨーロッパで訪れた教会で散々目にする。キリスト教徒でない私にとっても、残忍で悲しい像である。

誰か、QVIS・VT DEVSの文字の意味を教えてください。

えっ?また、顔に見えてしまった。

ああ、窓からふりそそぐ光。

久しぶりの再会。話は尽きないことでしょう。そういえば、わたしたちの共通点は”蟹座のO型”でしょ?

去らないで、ここに居て。美しい鳥さん。

これは見事な、私が大好きな、ステンドグラス。惚れます。

なんて素晴らしい!この美しさを自分自身で表現できたら、私はほとんど死んでも良いでしょう。まだ死にたくないけど。

ステンドグラスとは、太陽の光を柔らかく美しく清らかに私たちに届ける装置でしょうか?

“一枚切り取って持って帰って良いよ” と悪魔の声が囁いているようです。

私は日本人で日本が大好きですが、わざわざ飛行機に乗ってヨーロッパを訪れる理由は、日本には無い、こういった仕事を見つける為でしょう。

良いですね。見飽きることの無い。こんなに寒くなければ、私はたぶん、ずっとここに居るでしょう。

私のエクスタシーは、何故かこういうものです。

凄い、パイプオルガン。那須野が原ハーモニーホールも凄いですけれど。

もしかして私の祖先の誰かは修道僧だったのでしょうか?煩悩を修行で捨てる清らかで静謐な空間を心から愛せます。でも、それと同時に人間らしい煩悩が大好き。煩悩を消滅させるというよりは人間として煩悩を抱えてながらも善良に生きたいということに気がつく、変な落ちこぼれた、修道僧だったのでしょうか。こんなに素晴らしい修道院だって、人々の執着と葛藤があったからこそ出来たのでしょう。輪廻転生を期待したとしても、ささやかな私の人生というものは一度きり。モンサンミッシェルに居たとしても、自宅でMacに向かってブログを書いていても、何処で何をしていても。

モンサンミッシェル-1

2013年よりメゾン・エ・オブジェに出展するため毎年フランスに10日程滞在しますが、今年は旧友でレンヌの超有名パティシエ”Laurent Le Daniel”の奥様が私たち(同じく旧友でメゾン・エ・オブジェを手伝ってもらっているSHU美活塾の修子さんとご一緒)をモンサンミッシェル に車で連れて行ってくれることになりました。なんとラッキーな。ずっといつかは行ってみたいと夢みていたモンサンミッシェルに、2017年1月26日、とうとう行ってくることができました。

モンサンミッシェルへ行く前の腹ごしらえ。嬉しすぎる。

私たち、寒空の下に居ますが、これはもう寒さも吹き飛ぶ美味しさ。

そして、Laurent Le DANIEL!!! Oh…my sweets.

駐車場から、シャトルバスでモンサンミッシェルまで行きます。駐車場近くのお土産屋さんの前には色とりどりな奇妙な牛のオブジェがありました。な、なんなのでしょうか、これは?

キターッ。モンサンミッシェル。観光ガイドの写真で見ていた通りで、あまりに有名なので、実物を目の前にしても、なんだかガイドブックを眺めているような奇妙な錯覚。

修道院の頂上にある大天使ミカエルの像は最近修復されたようで、ピカピカです。

モンサンミッシェルの周りにはカモメが飛んでいます。こういう景色こそ、哀愁と感動の瞬間。ほとんど涙。

LUTINSとは何だろう?と調べてみると、フランスの民間伝承やおとぎ話のホブゴリン(遊ぶゴブリン)の一種とありました。ゴブリン???ホビットの冒険などに出てくるゴブリンは邪悪で醜く描かれていますが、この看板ではなぜか妖精のように可愛らしい。ゴブリンの謎。

レストラン。観光ブックに載っていた名物料理のオムレツやさん。

ユネスコ世界遺産、フランスのサンレィアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路の一部としても登録されているそうです。

以前にもどこか、コンポステーラ巡礼路の寺院に行ったな、何処だったかな?ボルドー、アルル、ヴェスレー辺りかな?もう15年以上も前ですが、およそ1ヶ月をかけて、フランスの世界遺産&ワインシャトー巡りをしたことがあります。私のフランスワイン好きは、その当時から始まったのです。

分厚い石壁からの静謐な眺め。かつては多くの巡礼者が潮に飲まれて命を落としたといい、「モン=サン=ミッシェルに行くなら遺書を置いて行け」という言い伝えがあったそうな。厳しいですね。現代はなんて緩いのでしょう。わたしはスマホの充電が切れかけて「モン=サン=ミッシェルに行くなら充電を100%にして行け」という感じです。死ぬ覚悟で行く方がロマンチックですね。もちろん、まだ死にたくありませんが。

モンサンミッシェル-2に続く。