益子「もえぎ」での高橋牧子展の報告 アップギャラリー編F

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2009年1月24日(土)~2月8日(日)まで、益子の「もえぎ本店」にて、キルト作家 高橋牧子の個展が開催されました。その展示の様子をお知らせ致します。

ここでは、わたしのお気に入りのキルトのアップをエピソードと共にご紹介致します。
このキルトは風変わりな作品です。なぜなら人体の輪切りをモチーフにしているからです。しかもその人体はわたし自身です。ここでは肩の部分ですが、全身のデーターがあります。某産業技術センターの3D測定機で主人がわたしの人体を元に3Dデーターと、輪切り状の二次元データを作成してもらいました。
なんと、このキルトの色違いをお持ちの方がいらっしゃいます。ご自宅のグランドビアノの上に掛ける布をお探しで、わたしのキルトに目がお止まりになったようです。当初は、自分用に、と作り始め、展示していた時はまだ制作途中でした。それなのに、大層気に入られて、わたしのキルトを「これはもう完成している」「芸術作品だ」と称してくれました。なんとも嬉しく心躍る瞬間でした。実は、わたしのキルト制作の原点をたどると、アーミッシュの女性達が自分達が使う様にと、着ていた古着などの布を使って縫い上げたキルトが「モダンアートに通ずる配色とデザイン」素晴らしく、名も無き女性達の手仕事が芸術作品を生んでいたことに震えるような感動を覚えたことから始まっているのです。
そして、そのキルトが忘れられず、グランドピアノの上に掛かっている様を夢見ながら、第二作目を色違いで作ってみました。
いつか、全身のデーターをふるに使ったキルトを作成してみたいとも思いますが、どうかな?大変でしょうね、、、。