高橋牧子 展 始まりました!

7月7日、七夕。益子もえぎ本店にて、高橋牧子展が始まりました。
7月2日は、わたしの誕生日でした。
もう、人生も半分以上が過ぎてしまいました。
それでも、個展の前は特に、まるで年齢を忘れて初々しい若者のような気持ちで一生懸命に制作しているところが我ながら不思議です。
初日の昨日は、七夕だというのに、大雨でしたね。雨の中、来場して下さった皆様に感謝致します。
そして、本日わたしは、朝からお弁当を持って家族で奥日光へ行き、一日を過ごしました。
今日、個展会場へ来ていただけるとご連絡いただだいた大切な方々もいらしたのですが、それまで忙しく、遊んであげられなかった子ども達との約束があったので・・・。
わたしが居ない時にも来て下さる皆様には、本当に心から感謝致します。
作品をご覧になり、少しでも楽しい気持ちになっていただければと思います。
わたしは、「母の時間と針仕事」を生涯のテーマにしています。
母であるという事は、仕事よりも、どんなに時間が必要であるか実感する日々。
子供にとって母親は絶対的な存在で、特に小さい頃は、いつでも母から得られる愛情を必要としているのだなぁ、と母になり初めて分かりました。
それでも、母でも仕事を持ち、自分を表現する事が、後々子ども達にとって母がどんな人間であったのが理解してもらうのに役立つ手立てだと思い、仕事にも励んでいます。

東日本大震災の後、改めてよく詠まれた宮沢賢治の「雨にもマケズ」を、娘に文字を描かせて(当時小学2年生の娘にはまだ書けない漢字もあり、漢字を真似して書かせた為、図形のような漢字になりました。)母が刺繍しました。わたしは、自分が好きに制作するだけでなく、子ども達との関わりや、一緒に過ごした時間、絵や文字を描いた時に現れる子供ならではの無邪気で自由な考えなどを面白いと思って、子供たちと共同制作しています。もうわたしには描けないラインを娘が描いて、それを針と糸でなぞって行く過程で、わたしはまるで自分が幼い娘だった時の記憶を鮮やかに蘇らせているようで感動します。
大震災の後にも生かされた貴重な命を、子供たちは澄んだ瞳をきらきらと輝かせて生きています。
わたしは、大人になり、自分とはなんとちっぽけで無力なのだろうと思いますが、子供たちはそんな私を信頼して、家ではまるで母が世界の中心のよう。(笑)

話が反れましたが、高橋牧子展は益子もえぎ本店にて、7月19日まで開催しております。
お近くの方は、ぜひご覧くだされば光栄です。