高橋牧子-初夏の展覧会

益子もえぎ本店での「高橋牧子展」は、19日で終了致しました。
会期中にお越し頂いた皆様に大変感謝しております。
本当にどうもありがとうございました。

もえぎ本店では、第三回目の個展でした。個展で楽しみなのは、やはり「出会い」。
そして、作品を好きになってもらえた時の充実感。
会期中に会場に居て、自分が制作した作品に囲まれて居る時は、少し不思議な気分にもなります。
商品としてプライスが付いて、きちんと棚に並べられると、もう、作り手を離れて作品は独立するのですね。そして作品たちが作り手から離れて他の人の手に渡り可愛がって使ってもらえたら、作家としてはこれ以上の喜びはないです。
今回も、新たな嬉しい出会いがありました。
一期一会を大切に、少しづつ我が道を進んで行けたらと思います。

話は反れますが、昨日の朝日新聞の1面に、舞踊家 田中みんさんが、「いじめを見ている君へ」という題で、子供たちへのメッセージを述べたコラムがありました。問いかけは、「今の自分、カッコいいか」。
その中で、ふと感動したのは、
「協調性ばかりが求められる世の中だけど、僕は孤独が大事だと思う。誰にも見られていないときこそ、本当の自分がいるんだ。」共感しました。
子供たちはいつか大人になる、大人たちはかつては子供であった。このメッセージは子供のみならず、大人にも響く事かと思います。独り静かに本を読んだり考え事をしている時は、頭の中はすっきりと澄んでいて、案外、優しい気持ちになっているはずです。それが、一歩外に出て人間関係の中で競い合うと、どうしても他者を退けたり、退けられて刺々しい気分になり、そしてそんな中でいじめも起こるのでしょう。
子供たちは、案外「大人が言う事」よりも、「大人の行動」を見ていて、子育て中もドキっとする事があります。。。
人は独りでは生きて行けない、だからこそ他の人と手を取り合って生きて行く。でも、手を取り合う前には、しっかりとした「独りの自分」が必要なのだと思いました。