野沢二郎さんの油彩展

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—こちら「行きました」のコーナーでは、行って「観た」出来事を綴ります—

水戸のギャラリーしえるの企画展、野沢二郎さん油彩展のオープニングパーティーに行きました。
気象庁の梅雨入り宣言はまだ聞かぬものの、ここ数日は雨がよく降っています。今日も、曇り、ときどき雨のお天気で、たまにおてんとさまが顔を出すものの、すぐに隠れては、しとしとと雨が降り出す次第。ギャラリーしえるに向う途中にも雨が降り出したので、「あっ、また雨が降って来た!」とわたしが言うと、子供たちが、「ママはなんで雨が嫌いなの?雨好きだよ。だって雨が降ると、かえるさんとか、かたつむりとか、そういうのが出てくるんだよ~。それにね、雨って気持ちいいんだよ~。」と三歳の息子に言われました。そしてふと思ったのですが、わたしも実は雨がわりと好きなのです。ただ、いつの頃からか、洗濯物が乾かないとか、子供が外に出て遊ぶと濡れて風邪ひいちゃうとか、傘忘れたとか、そういう現実的な不都合な心配が先に出て来てしまうようになっちゃったのです。。。

と、話が反れましたが、野沢二郎さんの展覧会のタイトルは「After the Rain~ 雨あがる~」でした。「雨あがる」素敵な言葉ですね。その言葉にも様々なイメージが湧き、さらに野沢さんの絵画の世界に引き込まれました。野沢さんの絵には、目の前にあるものの向こう側に何かがあります。それを探そうとして見ると、雨があがった後の空や風景が見えてくるような気がしました。なんだか目に何かフィルターをかけられてしまったようです。それで、なかなか見えない、よく見えないはずなのに、だんだん目で見るもの以外の、目をつむった時に見える心の風景や真実が浮かび上がって見えてくるような錯覚を感じました。絵の具をあまり混ぜずに厚く塗った部分があって、それが他の部分と対照的で、現実と非現実の境目にある世界に行ったり来たり、何か漂っているような不思議な気がしました。

一番左の写真は、野沢さんの娘さんが、お父さんが絵を描いている様子を見て作った作品です。良くできていて面白い!お父さんをちゃんと見ているんだなぁと感心してしまう作品でした。もうすぐ父の日。お父さんにとっては最高のプレゼントですね。

オープニングの途中、サプライズで森英記さんのSAX演奏が聴けました!わたしはまたもやワインをいただいていたので、音楽とアートとワインでまさに至福のひととき。子供たちは、野沢さんの二人のとっても可愛いお嬢さんたちにお相手してもらい、勝手に外で遊んでいるので、わたしはワインを片手に余裕で絵画の世界や美味しい料理を楽しませていただきました。そして、まさに、雨あがりました!

帰り道、子供たちは遊び疲れて寝てしまい、わたしもほろ酔い気分でうとうとしていると、運転手の主人が、「次は運転交換してもらおうかな。」と言うので、「えっ?」と思って黙っていると、「まぁ、でも普段はいつもいろいろ苦労かけてるから、これくらいは我慢しようか。」ですって。ほっ。また来月の西成田さんの旦那さまの展覧会が楽しみです。

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